最終更新: rideen0524 2019年02月03日(日) 18:13:57履歴
UbuntuとWindowsのデュアル環境を構築する際、ノウハウを伴う作業となるため参考程度に手順の概要をメモ
実施するべき項目の羅列を書く:作業詳細は調べること
※OSが何も入っていないWorkStation等にインストールする場合:1,2の作業は不要
※高速スタートアップの無効化はWin10環境のみ必要(デュアルブート環境を構築しない場合も不要)
1.[Win作業]高速スタートアップ無効化 / [UEIFの場合]セキュアブートの無効化
→ブートが失敗することがあるらしいので構築作業前に必ず実施する
→Win10 OSが搭載された機種だとUEIF(昔のBIOS)上のセキュアブートを無効化する必要もある
(無効化しない場合、Ubuntuをインストールすることはできても起動できない可能性が高い)
2.Ubuntuをインストールするための空き領域を準備する
→「Windows ドライブ縮小」などで調べて空き容量を確保
ここの容量がUbuntuの1stドライブの容量 + スワップ領域(物理メモリの代替領域)になるため、適切な容量を指定すること
※デュアルブート環境を構築する場合、スワップ領域の指定は自分で実施するためそれを考慮したドライブ割り振りにしておく必要がある
スワップ領域の容量指定はハイバネート使用の有無などで変わるようだが、ストレージに余裕があるのであれば以下の通り指定するといいらしい
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_...
(例)メモリ32GB搭載の場合・・・32*1.5の48GBを、ドライブの容量に考慮して決める(メイン100GB+スワップ48GBなので150GB程度空きを作る…など)
※上記の例はあくまで一例であり、結局はUbuntu上で実施する作業による
慣習的に数GB程度の指定に留めておくこともあるので、調べて各自で適切な領域を用意しておけば問題ない
3.Ubuntuインストール用の媒体を用意
→インストール用ディスクがある場合:そのまま使用
→インストール媒体がない場合:大体インストールディスクを作るかインストールフラッシュメモリを作るかの二択
※所内のPCは書き込み不可のドライブが装着されていることも多いので、その場合は予めインストールディスクを外部から入手するか、雑誌等の付録のディスクなどで代用
4.BIOSなどで起動優先順位を指定のドライブが優先されるように変更
→ディスクの場合:CD/DVDドライブの優先順位を上げる
→USBフラッシュメモリの場合:フラッシュメモリの優先順位を上げる
5.Ubuntuをインストール
途中で出てくる「インストールの種類」の項目は、自分が構築したい環境により選ぶ項目が変化する
<OSが何も入っていないWorkStation or OSが入っているが、その環境をまっさらに消してUbuntuのみインストールしたい場合>
→そのままインストールを続行 or 「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択してインストールを続行する
<デュアルブート環境を構築したい場合>
→「それ以外」を選択
「Ubuntuを(他OS)とは別にインストール」という選択項目が存在するが、個人的にこの設定は非推奨
→Ubuntuのブートローダが、既存のWindowsブートローダ領域に上書きされるため、もしUbuntu環境が壊れた時にWindows側も起動できなくなってしまう可能性大
ブートローダごとWindowsと分けておくと、Ubuntuで何か起こってもWindowsは動作させることができるので私の場合はいつも「それ以外」で構成するようにしている
「それ以外」を選択すると、現在のドライブの空き領域とUbuntuをインストールする領域を指定する画面が出てくる。
(2.で空き領域を自分で作成した場合は、指定した空き領域が表示されるはず)
この画面で、「スワップ領域」と「Ubuntu(インストール)領域」を指定する
• スワップ領域指定
・「空き領域」を選択の上「+」ボタン押下
・以下の通り指定
-新しいパーティションのタイプ:「理論パーティション」
-新しいパーティションの場所:「この領域の終点」
-利用方法:「スワップ領域」
-領域サイズ:2.で用意しておいたサイズor 自分で指定したいサイズを指定
・上記指定の上「OK」押下
• Ubuntu(インストール)領域指定
・「空き領域」を選択の上「+」ボタン押下
・以下の通り指定
-新しいパーティションのタイプ:「基本パーティション」
-新しいパーティションの場所:「この領域の始点」
-利用方法:「ex4ジャーナリングファイルシステム」
-領域サイズ:空き領域の全領域(例:100GB残っていればその全て)
-マウントポイント:「/」(スラッシュ)
・上記指定の上「OK」押下
• ブートローダをインストールするドライブ
上記インストールを指定したドライブを指定する。
※自らが切ったパーティション等ではなく、ドライブを指定すること
上記設定が完了したら、後は画面指示通り進める。
実施するべき項目の羅列を書く:作業詳細は調べること
※OSが何も入っていないWorkStation等にインストールする場合:1,2の作業は不要
※高速スタートアップの無効化はWin10環境のみ必要(デュアルブート環境を構築しない場合も不要)
1.[Win作業]高速スタートアップ無効化 / [UEIFの場合]セキュアブートの無効化
→ブートが失敗することがあるらしいので構築作業前に必ず実施する
→Win10 OSが搭載された機種だとUEIF(昔のBIOS)上のセキュアブートを無効化する必要もある
(無効化しない場合、Ubuntuをインストールすることはできても起動できない可能性が高い)
2.Ubuntuをインストールするための空き領域を準備する
→「Windows ドライブ縮小」などで調べて空き容量を確保
ここの容量がUbuntuの1stドライブの容量 + スワップ領域(物理メモリの代替領域)になるため、適切な容量を指定すること
※デュアルブート環境を構築する場合、スワップ領域の指定は自分で実施するためそれを考慮したドライブ割り振りにしておく必要がある
スワップ領域の容量指定はハイバネート使用の有無などで変わるようだが、ストレージに余裕があるのであれば以下の通り指定するといいらしい
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_...
(例)メモリ32GB搭載の場合・・・32*1.5の48GBを、ドライブの容量に考慮して決める(メイン100GB+スワップ48GBなので150GB程度空きを作る…など)
※上記の例はあくまで一例であり、結局はUbuntu上で実施する作業による
慣習的に数GB程度の指定に留めておくこともあるので、調べて各自で適切な領域を用意しておけば問題ない
3.Ubuntuインストール用の媒体を用意
→インストール用ディスクがある場合:そのまま使用
→インストール媒体がない場合:大体インストールディスクを作るかインストールフラッシュメモリを作るかの二択
※所内のPCは書き込み不可のドライブが装着されていることも多いので、その場合は予めインストールディスクを外部から入手するか、雑誌等の付録のディスクなどで代用
4.BIOSなどで起動優先順位を指定のドライブが優先されるように変更
→ディスクの場合:CD/DVDドライブの優先順位を上げる
→USBフラッシュメモリの場合:フラッシュメモリの優先順位を上げる
5.Ubuntuをインストール
途中で出てくる「インストールの種類」の項目は、自分が構築したい環境により選ぶ項目が変化する
<OSが何も入っていないWorkStation or OSが入っているが、その環境をまっさらに消してUbuntuのみインストールしたい場合>
→そのままインストールを続行 or 「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択してインストールを続行する
<デュアルブート環境を構築したい場合>
→「それ以外」を選択
「Ubuntuを(他OS)とは別にインストール」という選択項目が存在するが、個人的にこの設定は非推奨
→Ubuntuのブートローダが、既存のWindowsブートローダ領域に上書きされるため、もしUbuntu環境が壊れた時にWindows側も起動できなくなってしまう可能性大
ブートローダごとWindowsと分けておくと、Ubuntuで何か起こってもWindowsは動作させることができるので私の場合はいつも「それ以外」で構成するようにしている
「それ以外」を選択すると、現在のドライブの空き領域とUbuntuをインストールする領域を指定する画面が出てくる。
(2.で空き領域を自分で作成した場合は、指定した空き領域が表示されるはず)
この画面で、「スワップ領域」と「Ubuntu(インストール)領域」を指定する
• スワップ領域指定
・「空き領域」を選択の上「+」ボタン押下
・以下の通り指定
-新しいパーティションのタイプ:「理論パーティション」
-新しいパーティションの場所:「この領域の終点」
-利用方法:「スワップ領域」
-領域サイズ:2.で用意しておいたサイズor 自分で指定したいサイズを指定
・上記指定の上「OK」押下
• Ubuntu(インストール)領域指定
・「空き領域」を選択の上「+」ボタン押下
・以下の通り指定
-新しいパーティションのタイプ:「基本パーティション」
-新しいパーティションの場所:「この領域の始点」
-利用方法:「ex4ジャーナリングファイルシステム」
-領域サイズ:空き領域の全領域(例:100GB残っていればその全て)
-マウントポイント:「/」(スラッシュ)
・上記指定の上「OK」押下
• ブートローダをインストールするドライブ
上記インストールを指定したドライブを指定する。
※自らが切ったパーティション等ではなく、ドライブを指定すること
上記設定が完了したら、後は画面指示通り進める。
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